
10周年を迎えた博多座が満を持しての公演「ミスサイゴン」だそうです。
もう3月15日までの公演ですが、立ち見客も出るほどの満席で、
ミュージカルってそんなに人気があるのかと驚きました。
友達がドタキャンくらったそうで、行かない?って誘われたのですが、
ミュージカルは趣味じゃないので断りたいところだったけど、、
当日だし、今から誘っても誰も行かないだろうなぁと、
友達を可哀想に思ったので、付き合いました。
どんなストーリーかも知らずに観たのですが、
なんとも悲しくやるせない物語でした。
アメリカでは最後のシーンで、
エレンが可哀想といって感動するらしいです。
そりゃアメリカ人的にはそうでしょうよ、とは思うけれど、
私には、クリスの身勝手さは棚に上げてエレンが可哀想とは感動できませんでした。
キムのほうがよっぽど可哀想。
日本でもロングランヒットの作品だそうですが、
私にはいまいちヒットの理由は理解できませんでした。
キャスティングがいろいろなパターンで用意されていて、
今回の私が観た回は、キム役は知念里奈で、
キムの兄エンジニア役は市村正親でした。
市村正親って舞台映えする役者だなぁとつくづく思いました。
彼が出てきただけで、舞台が華やぐというか、オーラがありました。
役柄のせいではあるけれど、なんせ始終したたかで、楽しげ。
この人が出てきたら、どういうわけか観ているこっちまで、わくわくしてしまいます。
あの大袈裟で独特な演技は、舞台でこそ生きる演技だなぁと思いました。
観てないですけどきっと、エンジニア役は筧利夫にもピッタリな配役のはず。
エンジニアがいてこそ、戦争の悲劇を語り継ぐ形として、
ミュージカルもありなのかぁと思えました。
でもやっぱりミュージカルなら、明るく楽しい物語のほうがいいです。
隣のご夫婦からNETで座席予約を頼まれたので良く覚えてます。
公演日によって
別所さんとかソニンさんが出ててね
あたり?
でも博多座は演出が他とは違って、オリジナルだそうです。
最近はネットで予約出来るようになってて便利みたい。
別所さんとかソニンの日もありました。
うーん、私的には、はずれ・・・。
同じ値段出すなら(って出してないけど)、歌舞伎見ます。