2009年03月13日

伊藤和也さん追悼写真展「アフガンに緑の大地を」

昨日、仕事の帰りに、健康づくりセンターあいれふ一階ロビーで開催されている、

去年の8月アフガニスタンで武装集団に拉致・殺害された、

NGO「ペシャワール会」の職員だった伊藤和也さん(当時31歳)の

追悼写真展「アフガンに緑の大地を」を見て来ました。

会場には写真と共に、菜の花も飾られていたのですが、

伊藤さんのご両親が「伊藤和也アフガン菜の花基金」を設立したからなのでしょう。

we call it  "nanohana."



現地での「ペシャワール会」の活動ぶりもよくわかる写真展で、

痩せこけた土地を整備して見事に緑が復活したビフォー・アフター

な写真や、用水路を作る作業の様子、お茶の栽培にチャレンジしたり、

サツマイモの収穫、田植えをしている姿など、

活動している伊藤さんの写真も沢山あったのですが、

伊藤さんは全くもって外国人には見えない程、

現地に溶け込んでいるように見えました。

伊藤さんが撮った写真は、アフガニスタンの人々の、

とりわけ子供達の素敵な笑顔が溢れていて凄かったです。

イスラム教徒の人々は写真を撮られることは忌み嫌うので、

こんな笑顔の写真は、旅人ではまず撮れないと思います。

現地でしっかりと人々と共に働き、信頼関係を築いてきた5年だったであろうことが、

伊藤さんの撮ったどの写真からも伝わってきました。

福岡では今週末15日(日曜)17:00までの開催ですが、

愛知、名古屋、京都、仙台、と順次開催されるようです。日程はコチラ

多くの人に見てもらいたい写真展です。
posted by アンジー at 16:25| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | flickr/camera: 写真/カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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