
Dr.パルナサスの鏡、観ました。
映像はカラフル、キッチュ、ブキミでキュート。
毒があるのに甘い、摩訶不思議な世界は、とてもヘンテコ。
なぜか「チャーリーとチョコレート工場」を思い出したけれど、
あれはティム・バートン監督だ、違うな。
これは、テリー・ギリアム監督作品だ。
「バンデットQ」と「12モンキーズ」は観たことがあるけれど、
テイストがなんとなく違う。
撮影途中で急死したヒース・レジャーの代役を、
ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウが
演じていたけれど、全然違和感がなくて、驚きだった。
全然似てないのに。
そんなことより、私の大好きな酔いどれ詩人のトム・ウェイツが
パルナサス博士が賭けをする、悪魔のMr.ニック役だったことが、
感激〜。久々に観たわぁ、トム・ウェイツのお姿。

(C)2009ImaginariumFilms,Inc.AllRightsReserved.(C)2009ParnassusProductionsInc.AllRightsReserved.
いい味だしてました。
ジョニー・デップやコリン・ファレルやジュード・ロウのほうが
断然カッコいいのですが、
なんといいますか、雰囲気、佇まいが渋い。

トム・ウェイツといえば、ドラマ「不毛地帯」のエンディングに
closing timeという曲が使われています。ドラマは観てないけど。
トムが歌う私の一番好きな曲です。