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ディカプリオはあまり好きではないけれど、
渡辺謙が見たくて見ました、「インセプション」。
面白かったけれど、1回見ただけじゃ、
どこまでが夢の中なのかわからなくなってしまい、
入れ替え制ではない映画館で見たので、トイレに行って、
もう一度見直しました。
するとトイレで、ばあさま集団に遭遇して、
「渡辺謙を見に来たので、時代劇じゃない映画を初めて映画館で見たけど、
さーっぱりわけのわからん話だったねぇ。
わけのわからん話だったけど渡辺謙はすごかったねぇ。
外人と、ちゃーんと渡り合ってたねぇ。」
と言い合ってました。
確かに。渡辺謙はディカプリオにもひけをとらない出ずっぱりの役で、
存在感もあって、凄かったです。
でも私は、ディカプリオの相棒役のジョセフ・ゴードン=レビットに惚れ惚れしました。
(この写真にディカプリオと映っているもう一人)
ジョセフ・ゴードン=レビット、
「リバー・ランズ・スルー・イット」でブラピのお兄さんの子供時代を演じていた人です。
その時10歳だから、子役だったのねー。
6歳から子役をしていたらしいので、キャリアは長い。
その後、コロンビア大学に行って、一時期、俳優業はやめていたらしいけど、
復帰しておる。
今回の役では、冷静沈着でそれはそれは頭もよく、
優男だけど腕っ節もいいしという、かなりカッコイイ役でした。
そしてもう一人、あら素敵!と思ったのが、トム・ハーディ。
ディカプリオの仲間で、策士というか詐欺師というか、
夢の中でのストーリーを考えた人です。変装も。
青い眼で口の端がキュッと上がって笑顔もステキでした。
これからが、楽しみだわぁ。
ディカプリオが彼に会いに行って、仲間に誘う時に、
ディカプリオが町の中を逃げまくる場面があるのですが、
この逃げまくってる町は、絶対モロッコだと思いました。
トム・ベレンジャーも出ていて、それも今まで見た事がないような、
スーツ姿での役だったので、かなり意外。
でもとても渋い大人の魅力たっぷりでした。
いつも傭兵役で全身泥だらけ、みたいな役の映画しか見た事がなかったけれど、
これからはこういうスーツ姿の役をもっとするべきだと思いました。
2度見たけれど、見終わって思わず、
もう見たと言っていた妹に、オチを確認してしまいました。
結末は、見ている人が好きなように解釈すればいい的な
どっちにもとれる結末だったのですが、見終わった時に、
ジュード・ロウの「レポゼッション・メン」のことを思い出しました。
世界観とかは全然違うけど、これ、オチは同じようなものじゃん。と。
「レポゼッション・メン」では、ご丁寧にオチの説明まで映画の中で見せてくれたので、
見た人の解釈にまかせるってことはなく、わかりやすかったです。
多分、「インセプション」をわけのわからん映画だと言っていた
あのばあさま集団にもわかる映画だと思います。
でもあまりにもグロい映像が続くので、
あのばあさま集団は気持ちが悪くなるだろうなぁ。
どっちにしろばあさま向けの映画ではないということか。
私は、「レポゼッション・メン」でのジュード・ロウは
ちょっとマッチョになっていて、
かなりのアクション映画だったので驚きだったけど、
マッチョなジュード・ロウも、ますます魅力的で、
役の幅が広がった感じがしました。
楽しみだわぁ。嗚呼、ミーハーはやめられません。
誤解を生じる記述だなぁ・・・
『ブラピのお兄ちゃん役の、子供時代を演じていた子』でしょ
まったくー
http://en.wikipedia.org/wiki/A_River_Runs_Through_It_(film)
正確には、「ブラピのお兄ちゃん役の子供時代を演じていた子」だね。
書き直しておきやす。
観たいのだけれど、まだちょっと観に行けてません。しかも2回観たのね。
ジョセフ・ゴードン=レビットは「(500)日のサマー」も良かったよ。
アメリカ映画の子役って、
大学に進学してちょっとお休みすると大成する人が多い気がします。
ジョディ・フォスターとか、ナタリー・ポートマンとか…うぬぬ
「レポゼッション・メン」のことは友達とかに話しても、
知らない人が多くてちょっと淋しかった私です。
どちらもビミョーにリアルで、あり得そうであり得ないけどあり得るかも、
って感じが怖くて面白かったよ。
私、ジョセフ・ゴードン=レビットの他の映画は観たことがないのよねぇ。
「500日のサマー」、観てみたくなりました。
うーむ、大学に行くような賢さがあれば大成するってことかしら。
ジョディーフォスターとかナタリーポートマンね。確かに大成してるね!