2006年11月01日

前川國男建築展

exhibition posters

今、福岡市美術館ではポンペイ展と前川國男建築展が開催されている。

今週末、11月5日まで。

前川國男は福岡市美術館をデザインした建築家です。

ポンペイ展を見に行った時に偶然、たまたま隣の小さいほうの展示室で、

前川國男の建築展があっていることを知って見ることに。

なんて素晴らしい偶然。mayekawa bricks

なんせ、この福岡市美術館をデザインした人の建築展なのだ。

東京では去年ステーションギャラリーで開催されたようだ。

前川は東大建築学科を卒業後、

コルビュジエのところで2年間修行。

コルビュジエの事務所には多くの日本人が勉強に行ったけれど、

残っているスケッチの枚数が一番多いのが前川だったそうで、

そのスケッチも何枚か展示してあって、歴史を感じられる。

スケッチや図面はそれはそれは綺麗で美しく、

ちゃんとキチンと残してあるところも素晴らしい。

コルビュジエのスケッチなども展示されていて貴重。

bricks texture

前川のタイルやレンガの使い方は独特で、その思い入れも多く、

建築に対する思いや言葉などが紹介してある。

九大の建築学科の学生が作った模型も供に展示してあって、

とても見応えのある展示だった。建築好きにはたまらない。

pumpkin
posted by アンジー at 01:31| Comment(4) | TrackBack(0) | architecture: 建築/美術館/椅子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
へぇ〜。
そんな大変な人の建築だったのかぁ。
レンガの壁きれいよねぇ〜
県立美術館はもっと暗いカタイ感じの建物で、私は市美術館の方が好きやったね。といっても小さい頃は床のタイルしか見てなかったけど。あの焦げ茶色のタイルの色、好きだったなぁ。
あら?展示会の詳細ページ見たら、見覚えのある庇の建物が・・・
東京文化会館か〜。上野の駅前、公園口から出たすぐのところの建物やね。なるほど〜
むむっ、既に終わってるけど、これ、面白そうだなぁ
ワークショップ
「福岡市 の建築・1日見学バスツアー」
(http://www.fukuoka-art-museum.jp/jb/html/jb01/2006/maekawa/event_fs.html )
残念っ

4枚目の写真、カボチャまで写さなくていいから!
水玉苦手・・・草間弥生の作品も苦手〜(T_T)
Posted by moko at 2006年11月01日 12:44
そうそう、東京文化会館って、
上野の西洋美術館の向かいに並んでる大きな建物やろ?
重厚感があるあの建物もいいよね。
バスツアーもあったのか。残念。

カボチャは、ハロウィーンだからと思って
ついアップロードしちゃいましたよ。
Posted by アンジー at 2006年11月01日 18:36
江戸東京たてもの園に移築保存されている、
前川氏自邸がとても素敵な外観で、行って見てみたいです。
(^_^) けっこう、あちこち見知った建物がこのヒト作なんだね。
Posted by Snowy at 2006年11月02日 21:39
あーっ、そうなのよー!
前川氏自邸、めちゃくちゃ素敵です。
私も行って見たいと思っています。
自邸の大きな写真は展示されていたし、
図録にも写真は沢山載っているのですが、
実物を見たいって切実に思いました。
モダンでシンプルな暮らしぶりがとても素敵で憧れます。
Posted by アンジー at 2006年11月03日 01:06
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