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レオナルド・ディカプリオのファンというわけではないのに、
この人の出ている映画、結構観ているようなきがする。
グレートギャツビーの文庫本の表紙が、その昔、
ロバート・レッドフォード主演で映画化された「華麗なるギャツビー」の
ワンシーンでロバート・レッドフォードが載っていたので、
読んでみようと思って買ったけれど、全部読み終えた記憶がないままに、
今回のディカプリオ版を観たら。。。
えええーーーーーっ、こんな話だったの?
きらびやかでゴージャスなギャツビー邸でのド派手なパーティーシーンは
華やかで美しくてうっとりとしてしまうけれど、やりすぎな感じが否めない。
後半は悲劇的な展開になっていくけれど、
あまりにもあんまりな結末だったので見終わったら、
これ(こんな結末)でいいのか、となんともやるせない気分になって、
グッタリしてしまった。
このグッタリ感は、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を観終った時と、
かなり似ている。これは元気な時じゃないと観れない映画だった。
ただ、トビー・マグワイアーの落ち着いた語りが、
しっとりと映画を締めていて、これはかなり救われる。
あと、ギャツビーの家のお抱えパイプオルガン奏者が出てきたけれど、
多分、あれはキャメロン・カーペンターだと思う。
クレジットを見逃したのでわからないけれど・・・。
セリフはないけど、あの超絶技巧を見せつけて華麗な演奏を見せる。
パーティーのシーンのハチャメチャ加減にもしっくりなじんでて
違和感なしで、本領発揮という感じだった。
キャメロン・カーペンターの演奏だけでもYouTubeにたくさんあって、
見とれてしまう。