2007年10月13日

マラケシュでの宿。

マラケシュの駅前での客引きをガンガン無視してかわし、

迎えに来てくれた車でジャマ・エル・フナ広場近くまで移動。

マラケシュでの宿泊は2泊連泊でよかったです。

ホテルではなくリャドに泊まりました。リャド・リオン。

リオンってー、なんだライオンのことか。Riad Lion。

リャドとは、昔のお金持ちの家をそのまま宿にしたもので、

オーナー家族が家族経営している民宿みたいな宿です。

フナ広場の近くで車を降りて宿まで細い道を行きました。

泊まる宿はあれだよと見えるところで車を降りたのに、

細い道をクネクネ歩いてやっと着くのです。なんだよ、見えてるのに遠いー。

exotic atmosphere..

pretty

着いたリャド・リオンは、中庭があってインテリアもラブリー!

これは私たちの部屋の入口です。1階で宿泊出来る部屋は、

私たちの部屋だけしかありませんでした。二階には3室ぐらいあったのかな。多分。

私たちのツアーの連れの二人が泊まった部屋は二階で、

もう一組、ヨーロッパのお客さんカップルに宿内で会ったし、

さらにもう一部屋、空いている部屋が階段の横にあったので、二階には3室かな。

1階には私たちの部屋の向かいに、食堂があるだけでした。

朝ご飯は食堂でもいいし、中庭のテーブルでもいいということだったので、

もちろん、中庭で食べたいとお願いして、

breakfast

次の日の朝ご飯はこんな感じ。オレンジジュースうまぁ〜。

見上げれば四角い空!

good morning! square sky..

こんな爽やかな朝の空の下で食べる朝食、

凝ったメニューがあるわけではないのに、美味しかったです。


そして屋根もないのに、こんなソファが中庭に置いてありました。

マラケシュって雨、降らないのか?

中庭に(天井ないのに)ソファ

降っても、乾燥してるからすぐ乾くのかな?

後日、ガイドさんに聞いたらマラケシュにも雨、時々降るってでした。

ふーん。やっぱり降るのか。それなのにソファいいのか?湿気がないって凄い。

宿の階段

階段の壁にもいちいち細かいデザインのタイルが使われていて、

お金持ちの家だったのねーということがとてもよくわかります。

階段を登って行くと、屋上(3階)にテラスがあって、

わーお、フナ広場の端っこが見える!

place djemaa el fna

いい感じに夕暮れでした。

ラマダンの期間中で、ちょうど一日のラマダン明けの時間帯だったので、

(マラケシュは夕方18時半ぐらいらしい。町によって多少時間が違うらしい。)

夕暮れ時、お腹が空いてる人々は殺気立って我が家へ急いでいる時間帯。

ガイドさんも家族が待ってるから一旦帰りま−す、と。

それでもちゃんと部屋の確認(シャワーの使い方とか電気の点け方とか、

エアコンの使い方とかを丁寧に説明してくれました。)

夜また夕食に行く時(午後8時くらい)に誘いに来るそうでした。

夜になるにつれて、フナ広場はますます活況づいて来ます。

こんなに広場に近いのに、宿にはほとんど喧噪は聞こえなくて静かな宿です。

シャワーを浴びて、ゆっくりくつろぎました。

この宿なら場所もわかりやすいので、自分たちだけでスークを散策しても、

ちゃんと宿に戻って来れると思うと、ちょっと嬉しい。

明日は自由時間もあるし、散策するぞ!

公衆電話と薬局の間の入口を入ってすぐ左に曲がって、

またすぐ次を左に曲がればいいのです。多分。もううろ覚えっぽいけど。

またマラケシュに来ることがあれば、

泊まるのはここがいいと思ったぐらいお気に入りの宿でした。

旅のしおりに、モロッコではトイレにトイレットペーパーがない、

と書いてあったので、大量にトイレットペーパーを持って行ったのに、

なーんだちゃんと、トイレットペーパーあるじゃん。

モロッコの人はトイレットペーパーを使う習慣はないので、

トイレットペーパーをご持参くださいと書いてあったあれは何だったのか?

ガイドさんに聞いても、「トイレットペーパー使いますよー、ありますよー」

と言われてしまい、ちょっと恥ずかしい。

歯ブラシセットとかシャンプーセットはなかったけど、石けんはありました。

それぐらい持参してますって。

何の不都合もなく、清潔でとてもいい宿でした。




posted by アンジー at 01:11| 福岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | traveling: 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
異国!って感じの雰囲気が写真全部から伝わってきます。
宿泊先の雰囲気がとても気に入りました!
なんだか「民宿」って言葉が似合いませんね〜。

>モロッコの人はトイレットペーパーを使う習慣はない

えーではどうするんだろ?文化の違いってスゴいですよね。
今回紙があったのは、やはりこれだけ観光ブームになって海外から客が来るようになって変わったのでは?と思いました。アフリカのマサイ族が、昔と変わらない生活をしているのに携帯電話を持っているような…彼らは積極的に文明を取り入れる習慣があるからだそうですが、他から見ると、え?ってなるような事が既に常識になっていたり。
海外旅行って、ガイドブックにはない、新しい発見があり、そこもまた醍醐味なんじゃないかなって思います。
Posted by at 2007年10月13日 01:54
でしょ!でしょ!リャドってどこもこんな感じで素敵だと思います。せっかくならモロッコらしい宿のほうがいいと思ってリャドにしたけど正解でした。
トイレットペーパー使わないなんていつの時代のことよって感じでした。田舎のほうではそうかもしれませんけど、手(左手)で拭くそうです。だから食事の時は右手しか使わないとか。これって、インドなどと同じですよね。
街中は観光地だし、旅行客の影響で西洋化が進んでいるのでしょうね。レストランとかのトイレにもちゃんと紙はあったけど、そんなことよりも水の流し方がわからないことが多かったです。(蛇口があって、小さいバケツが置いてあるところとかありました。)

ガイドブックは意外とあてにならないことを実感しました。でも新しい発見があって面白かったです。あー、また行きたい!
Posted by アンジー at 2007年10月13日 14:42
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