2008年02月27日

あの瞳、美しい。

久々に試写会に行きました。観たのは『ジャンパー』

いやー、ヘイデン・クリステンセン美しい〜。

いつも哀しげで憂いを帯びたあの瞳で睨まれると、

アナキン・スカイウォーカーにしか見えないけど。

なんて言ったら、身もふたもない感じだけど美しいから許せます。



そして密かにハマって観ているセレブ?高校生のテレビドラマ、

「the OC」に出ている(マリッサの親友で、

コーエンって男子に振り回される女の子サマー役の)

レイチェル・ビルソンまで出てきたのでビックリ。

たれ目だしいつも口の端がへの字に下がっている子だけど、

なぜか美人オーラの彼女なので、密かにファンだったのです。

映画にも出るのねー。可愛かったー。


ジャンパー狩り(地球規模で鬼ごっこ!?)をするパラディンという組織があって、

そのパラディンの強者役のサミュエル・L・ジャクソンが、

かなり怖いです。まっ白髪も強烈。


『Mr. & Mrs.スミス』も『ボーン・アイデンティティー』も

大好きな映画なので、それを作った監督、ダグ・リーマンの作品、

と思って期待していたのだけど、

物語の背景の説明が少なくて荒削りな感じがしてちょっと物足りない。

スティーヴン・グールドの傑作SF小説「ジャンパー 跳ぶ少年」

という原作があるらしいので、

原作をちゃんと読んで、ジャンパーとパラディンの関係や、

主人公とお母さんの関係や、なぜ主人公は特別なジャンパーなのかとか、

もっといろいろ詳しく物語の背景を知りたくなってしまいます。

「僕は特別なんだー」みたいなせりふを叫んで凄い力を発揮する場面があっても、

なんで彼は「特別な」ジャンパーなのかの説明は全然ないから、

ある意味クライマックス的な場面なのに、なんだか腑に落ちない。

ただのナルシストっていうか自意識過剰だったらどーすんのよ、

ってハラハラ心配してしまう。

でもそんなの、私の勝手な老婆心でありまして、

そこはエンターテインメント、主人公(とヒロイン)は死にません。

っていうか最後まで、メインキャラクターはほとんど誰も死なない。


テレポートの場面は映画化した甲斐があります。

あちこちにテレポートしてくれるおかげで、

観ているこちらも観光名所の世界旅行が出来ます。

スフィンクスの上やビッグベンの上で実際に撮影したの?

と妄想してしまいます。まさか、よね?

渋谷や銀座の場面があって、えーっ、こんな渋谷のど真ん中で

撮影したのか!と違う意味でも驚きました。

今時の映画なのに、1時間半弱しかなくて短いので、

世界中をあっという間に駆け抜ける感じです。

でも決着もついてないし、こんな終わり方じゃ、

こりゃぁあなた、続編も作る気ですね。と言いたくなります。


ラベル:cinema movie jumper
posted by アンジー at 12:52| 福岡 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | cinema/handsome beauty | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ジャンパー、零も注目しています。
ちょうど今、確かヘイデン・クリステンセン来日中ですよね。
物語の背景を説明すると、きっとくどくなってしまうって思ったんでしょうね〜。
ヘイデン・クリステンセンも来日の映像を見たんですが、
全然変わってませんよね!大人になった!て感じですが。
Posted by at 2008年02月27日 19:09
そうそう、監督とレイチェルも一緒に来日中ですね。
確かに彼、スターウォーズの頃からほとんど変わってないです。
SFではないのですが、
「ニュースの天才」という映画の時の彼もいいですよー。
Posted by アンジー at 2008年02月28日 14:26
3冊全部買って読んだ。

イメージはアナキンじゃないな。
Posted by blueberryjam at 2008年02月28日 21:22
えっ、本3冊?三部作なの?
ボーンと同じか。続編があるのねー。
全部買った?貸してくださーい!
Posted by アンジー at 2008年02月29日 01:25
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